こんにちは、カナキティです。

台風が去って、快晴。秋になると空が高くて気持ちがいいですね。気がつくといつも天気や季節の話から始めてしまうのですが、きっとそれがこの瞬間これを読んでくれている皆様と共有しているものだと、私自身が感じているからだからだろうな。それぞれどんな暮らしをしていていても、同じ空の下…という風に。


先日昔から知っている妹のような友人の結婚式に出席して、その時に会った娘に「もっとブログ書いてください」って言われたので、頑張って書くことにします。笑

たしかに。せいぜい月1だものね、更新頻度。

以前ブログを書いていた頃は、日記というよりもっと言えば、セルフドキュメンタリーだったのだと思います。自分を公私丸ごと晒し続けてみた。10年間。でも時代も変わって、インターネットやSNSとの付き合い方、社会の在り方も変わった。

私もともと自分の話を他人にする方じゃないのですよね。こう見えて。1訊かれれば100返しますが、不特定多数の人に自分を晒すのであれば、そのようにつくったものがいい。

今も日記のようなものは、自分でノートに書いています。アナログ。手紙も今でもよく書いています。

なのでこのブログは、私の文章を好きでいてくれている大切な女の子達への手紙のようなもの。失礼、男性の読者もいるのかな。笑 女性からのリアクションが多いのですよね。笑

最近も、学生時代の友人の手紙で、彼女がこのブログを読んでくれていることを知りました。印刷されているのかと思うほど綺麗な彼女の筆跡、懐かしい自分たちの過去のやりとりのエピソードを読んでいたら、電車の中で涙ぐんでしまった。

大人になっていくことは不思議です。いつの間にか遠くまで来ていることに気付く。目の前のことに必死になっているだけなのに、気付いたときには遠くまで来ている。どうやって大人になっていくのだろうと子どもの頃よく考えていたけれど、結局は自分でいるだけで、時の経過や環境の変化に運ばれていくだけのような気もする。誰かになることなんて出来ないから、自分で在り続けることしか出来ないから。


他人の結婚式に出席することってちょっと苦手で、社会からはみ出したまま大人になってしまったので、毎度失礼がないか心配になるし、ふらふらしている自分を思い知るような気持ちになります。笑

でも、皆そうなのかもしれないね。大切な人の人生の節目であるその日、自分に家庭があろうと独身であろうと、自身の人生や今いる位置を自ずと眺めることになる。


それでも結婚式は、自分の大切な人が配偶者はもちろんたくさんの人に祝福されて愛されているのを見られる素敵な時間なのだと、先日しみじみ感動しました。愛がいっぱいの時間。

コロナ禍で、たくさんの友達の結婚式が延期になったり中止になって悲しいよ。それで行けなくなっちゃった式も多いしさ。


私はこの週末は、熱海に来ています。young熱海のアートプロジェクトで舞踏パフォーマンスをします。

熱海は子どもの頃よく家族で来ていたので、なんだか縁を感じて、お話を頂いたときとても嬉しかった。

前日入りしていて、昨夜は一人で海沿いを歩きながら、なんともこの雰囲気が好きなのだよな、熱海…と思っていました。磁場が合うのかな。

そして運営陣の皆さんから若いエネルギーをバシバシ感じて元気をもらいながら、こうやってムーブメントやシーンが出来ていくことの大切さ楽しさを実感しています。

広がってほしいな。出来ることはいつの時代もたくさんある。

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